レフィーヤの本編本格参戦はまだかしら……

スポンサーリンク

ベルVSミノタウロスをアイズの視点で描く。
さらに新たなる敵「穢れた精霊」の登場など、激闘続きの第4巻!

【Amazon.co.jp限定】 ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア4 書き下ろし4PリーフレットSS付き (GA文庫)

現在テレビアニメも放送中の『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』の外伝小説『ソード・オラトリア』の最新4巻が5月14日に発売されました。

本編3巻の時系列のなかで織りなす“特訓”と“冒険”のエピソード。眼前で限界を超えてみせた少年を前にアイズが、そして《ロキファミリア》の面々が何を思ったのか……その影響のほどが丁寧に描かれています。本編ではあまり活躍のないフィンやオッタルといった上級冒険者の真の実力にも要注目です。

ベルとレフィーヤ、“似た者同士”の二人が織りなす特訓の日々

sNdeplPw0l-ZBoYYu4XSnhn7Ry8FOnMhp4FnP-EqVS0

自分の体たらくが、情けなさが許せない。
何よりこのままでいていい筈がない。
憧憬(アイズ)に認められるほど、あの少年は走り続けているというのに!
(——絶対に負けないっ!!)
この時、レフィーヤの中で少年は宿敵(ライバル)となった。

出典 『ソード・オラトリア』4 P59より抜粋

物語は本編3巻冒頭と同じく、ベルの特訓シーンから始まります。注目は本編では描かれなかったベルとレフィーヤの出会い。ベル本人が与り知らないところでライバル視されているのが面白い。強者ぞろいの外伝のなかで、成長の要素を担っているのがレフィーヤなので、繰り返し描写されるベルとの対比が面白い。最新7巻ではレベルでも肩を並べるまでに至ったベルに、本編時系列でのレフィーヤがどういう心境でいるのかが気になります。

ベルVSミノタウロス!『英雄』の資格を手に入れた少年を前に、上級冒険者は何を思う——?

WvJOvQCTxlqV9PRbPOfEn3407pXYd6GNa91xiJCW120

——ベル・クラネル。
アイズはもう、その名前を忘れない。
父親と重なった背中。
英雄譚の一頁。
やり遂げられた偉業。
今日、産声を上げた『冒険者』は——『英雄』への資格を手に入れた。

出典 『ソード・オラトリア』4 P234-236より抜粋

アイズの、そして《ロキファミリア》の視点で描かれるベルVSミノタウロス。ベルに関しての描写は、本編ではアイズ以外だとベートやティオナくらいにしかフォーカスが当たっていなかったのですが、あの激闘はやはり他の上級冒険者にも来るものがあったようで、読んでいてちょっと嬉しくなりました。なかでも感動したのが、59階層での戦闘時、フィンがまわりを鼓舞するために使ったセリフ

「それとも、ベル・クラネルの真似事は、君たちには荷が重いか?」
〈中略〉
ベート達の脳裏に歓喜される決戦風景。
猛牛と命を削り合った一人の少年。全身全霊を賭した『冒険者』。
激闘の余韻が、熱が、彼等の臓腑を焼く。
何よりも熱く、何よりも白く、何よりも尊い。
英雄譚の一頁。

出典 『ソード・オラトリア』4 P368より抜粋

期せずして《ロキファミリア》幹部陣に目をかけられるようになったベル。本編でのさらなる絡みも期待したいですね。

『英雄』が繰り広げる高次元の戦い!新キャラ「椿」にも注目

sMhet6MPAgGz-pB4BIt-GSFsdNSH2rQGYwINJG_4YWw

一層速まるアイズの嵐のごとき連続斬撃に小揺るぎもしない。
〈中略〉
オッタルは攻めかかってこない代わりに、アイズを何度も目の前から弾き飛ばした。
(これが……っ!)
これがLv.7
いや、違う——これが【猛者】。

出典 『ソード・オラトリア』4 P210より抜粋

ダンまち本編がベルの成長物語に終止しているのに対し、『ソード・オラトリア』の舞台はオラリオ全体、ダンジョンの裏側に迫るストーリー。必然的に話のスケールも大きくなり、戦いのレベルも本編と比べると群を抜いているのですが、今回はそこが特に顕著でした。
あのアイズすら軽くあしらうオラリオ最強の冒険者・オッタル、《ロキファミリア》首脳陣のフィン・リヴェリア・ガレスなど、本編では描かれる事のなかった上級冒険者の迫力ある激闘が繰り広げられています。

YDVfoxLkYri9B6lvXBPW31ZAjknLUSFwehqpY2bqT-w

「素晴らしい才能を持っているというのに、それを忌避するとは、もったいない。手前にはあやつの考える事が理解できん」
〈中略〉
「——血であろうが何であろうが、あるもの全てつぎ込まなければ子は神の領域に届きすらしない。至高の武器など、夢のまた夢だ」

出典 『ソード・オラトリア』4 P81より抜粋

さらに新キャラである《ヘファイストスファミリア》団長・椿。本編での明確な描写はありませんでしたが、おそらく5巻でヴェルフに絡んでいた鍛治師や、6巻でヘファイストスと一緒に参加した人物は彼女でしょう。椿自身、味のあるキャラクターとして描かれていて本編での登場が待たれますが、注目したいのが彼女が語るヴェルフの評価。意地で魔剣を打たないヴェルフに対する彼女の評価は厳しいものでしたが、後に友のためにファミリアを脱退する決意を見せた彼に対しては何を思うのでしょうか。

以上、『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア』4巻雑感でした。

総評

エピソードが本編と合流する日も来る?

巻数を重ねて戦いのスケールが大きくなっていきますが、エピソードが本編と合流する日も来るのかな?
あとがきによると今回のエピソードで第一部完結。次巻は息抜き的なお話になるとのこと。本編5巻・18階層でのエピソードのことかな、とも思うのですが果たして……?あまり顔を出しすぎても外伝の意味が薄れてしまうのかも知れませんが、アイズ視点での本編メンバーもぜひ見てみたいですね!

5
スポンサーリンク

関連商品