アニメ〈物語〉シリーズヒロイン本第8弾を飾るのは斧乃木余接。恒例の書き下ろし短々編ではレイニーデヴィル戦後のブラック羽川との邂逅が描かれています

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〈物語〉シリーズ・ヒロイン本恒例の短々編
レイニーデヴィル戦後の束の間の邂逅を描く

『アニメ〈物語〉シリーズヒロイン本 其ノ捌 斧乃木余接』を購入しました。

斧乃木余接の劇中での軌跡や担当声優・早見沙織さんのインタビューなどが掲載されているほか、書き下ろし短々編「よつぎストレス」が収録されています。

アニメ<物語>シリーズヒロイン本 其ノ捌 斧乃木余接

いつもクールで棒読みだけど、最高に頼りになる式神童女・余接のヒロイン本ついに刊行!!

【収録予定内容】
・渡辺明夫描きおろし表紙イラスト
・西尾維新書き下ろし企画
・斧乃木余接名場面&イラストギャラリー
・斧乃木余接役 早見沙織インタビュー

and more…!
いえーい、ピースピース!

出典 amazon商品紹介より抜粋

語り部はブラック羽川
死体人形・斧乃木余接の内面に迫る

「……お前、ストレス、にゃさそうだよにゃ」
「うん?」
「ストレスっていうのか、迷いっていうのか、葛藤っていうのか、そういうのがにゃさそうでいいよにゃあって思って——にゃんであれ、決断して、それを後悔するってことは、にゃいんじゃにゃいのか?」

出典 「よつぎストレス」P05より抜粋

時系列は「しのぶメイル」。レイニーデヴィルに襲われた忍とブラック羽川が余接に助けられるところから始まります。
ストレスの権化であるブラック羽川と、個がない故にそういった感情とは切り離されている余接。ブラック羽川ととは対照的なようでいて、自身も主人である翼からストレスを切り離しているという点は似通っていると言えなくもないかも。

余接は登場話数こそ多いものの、彼女自身に対する直裁的な会話は珍しいので、この短々編は貴重かもしれませんね。

「そうでありつつ、それだけでもない。逆境や災難っていうのは、楽しかったり面白かったりするってことだよ——他人の不幸は蜜の味というけれど、実のところ、本人の不幸だって蜜の味なんだ」
その蜜があんまり濃密すぎると胸やけがするっていうのも、同じだよ。

出典 「よつぎストレス」P06より抜粋

後日談ではないけれど、今回のオチ。余接だから言えるこのセリフはなんというか、すごく腑に落ちた感じでした。しかし、それを知りながらその蜜を味わうことのできない余接が不幸かというと……。

思い出されるのは「つばさファミリー」での“僕たちは不幸なんかじゃない”という暦のセリフ。いくら蜜の味だと言われても、自分のこととなるとやっぱり不幸は避けて通りたくなるものですね。

総評

余接とブラック羽川のちょっとレアな会話劇が楽しめる

ブラック羽川を語り部に、余接の内面に迫るちょっとレアな短々編。内容は面白いもののボリュームは6Pほどなので、収録されているイラストやインタビューなどのオマケとして楽しむようにしたほうが良いかも。

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